暗号技術入門

秘密の国のアリス


  • 結城浩

Check it!

第1章を無料で立ち読み!

ABOUT

本書の内容

本書は、複雑に絡み合う暗号技術をていねいに解説した入門書です。本書では、対称暗号、公開鍵暗号、デジタル署名、一方向ハッシュ関数、メッセージ認証コード、擬似乱数生成器、PKI、PGP、SSL/TLSといった現代の暗号技術を解きほぐしていきます。

第3版の刊行にあたって、 本文の内容を全面的に見直し、NIST, CRYPTREC, 各種RFCなどの情報をもとにアップデートを行いました。 また、SSL/TLSへのPOODLE攻撃、HeartBleed脆弱性、Superfish事件、SHA-3コンペティションとKeccakの構造、 認証付き暗号、楕円曲線暗号、ならびに仮想通貨ビットコインなどについて加筆しました。

DETAILS

この本について

タイトル 暗号技術入門
秘密の国のアリス
著者
  • 結城浩
発行日 2015/08
発行者 SBクリエイティブ
販売価格

3240円

この本を入手

ISBN 978-4797382228

CONTENTS

目次

はじめに

暗号の世界ひとめぐり

第一部 暗号

    歴史上の暗号
      他人が読めない文章を作る
    対称暗号(共通鍵暗号)
      1つの鍵で暗号化し、同じ鍵で復号化する
    ブロック暗号のモード
      ブロック暗号を正しく用いるために
    公開鍵暗号
      公開鍵で暗号化し、プライベート鍵で復号化する
    ハイブリッド暗号システム
      対称暗号でスピードアップし、公開鍵暗号でセッション鍵を守る

第二部 認証

    一方向ハッシュ関数
      メッセージの「指紋」をとる(SHA-3とKeccakの構造を含む)
    メッセージ認証コード
      メッセージは正しく送られてきたか
    デジタル署名
      このメッセージを書いたのは誰か
    証明書
      公開鍵へのデジタル署名

第三部 鍵・乱数・応用技術

      秘密のエッセンス
    乱数
      予測不可能性の源
    PGP
      暗号技術を組み合わせる職人芸
    SSL/TLS
      セキュアな通信のために(POODLE攻撃なども含む)
    暗号技術と現実社会
      不完全なセキュリティの中で生きる私たち(ビットコインと暗号技術も含む)

付録:楕円曲線暗号

付録:暗号技術確認クイズ

付録:参考文献

BUY NOW

ご購入はこちらから

販売価格3240

価格はストアのセールやキャンペーンなどによって変動する場合があります。



CREATED BY

この本を書いた人

  • 著者 結城浩 ゆうき・ひろし
    数学物語『数学ガール』作者。文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。著書に『数学ガール』シリーズ、『数学ガールの秘密ノート』シリーズ、『暗号技術入門』、『プログラマの数学』、『Java言語で学ぶデザインパターン入門』(いずれもSBクリエイティブ)、『数学文章作法』(ちくま学芸文庫)など多数。2014年度日本数学会出版賞受賞。